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執筆者の写真武相動物病院グループ

歯石除去キャンペーン

更新日:2023年8月15日

こんにちは!

獣医師の日野です。


暑い日が続いておりますが、ペットさん、飼い主様の体調はいかがでしょうか🌻


ここ最近の診察では、ペットさんの体重が揃いも揃って全員増加傾向でした😅

夕方のお散歩ですら取り組みづらい季節ですので、無理もありませんね。。。



食餌量やおやつの調節で体重を上手にコントロールしつつ、まだまだ危険な暑さも迫っておりますので、引き続き皆様体調にはご注意ください💦



今回の記事では、現在キャンペーン中の歯石除去についてお話したいと思います。



突然ですが、ペットさんの歯石、今どれくらい付着しているか、知っていますか?

もし分からなければ、今お口を触って確認してみましょう。



食べかすが口の中に残っていると細菌が増殖する原因となり、3.4日経つと歯石として硬くなってしまいます。

こうした積み重ねで付着していくのが歯石です。



一度硬くなってしまった歯石は、市販の歯磨きシートやブラシでは取れないので、専用の機械を使って取り除きます。



当院では、人の歯科でも使用されている超音波スケーラーを使い、細かい歯周ポケットから1番奥の臼歯の裏側まで、きれいに歯石を除去します。

最後に研磨剤、トリートメントで磨き上げることで、歯石が付きづらくなります。







歯周病はわんちゃん、ねこちゃんで特に多い病気の一つですが、口腔内から鼻腔にまで炎症や感染が及ぶと、顔の腫れ、目脂、鼻水などの臨床症状を呈し、口腔内の炎症に伴い食欲不振にも繋がります。


歯石は細菌の繁殖場なので、付着しているだけで歯肉に炎症が起きたり、歯髄(歯の根っこ) で感染が起こってしまった結果、歯が溶けてしまうことがあります。



歯周病が悪化すると、全身麻酔下での抜歯処置が不可欠です。



時間が経過すればするほど

  • 老齢という麻酔リスク

  • 全身麻酔下での抜歯処置になってしまう


という、お悩みをお持ちの飼い主様に向け、当院では鎮静剤を使用した歯石除去を行なっております。



鎮静剤は麻酔薬とは異なり、呼吸抑制や循環抑制がそこまで強くないため、麻酔に抵抗がある飼い主や、麻酔リスクが高い患者様にお勧めしております。



当院では、7月から9月末まで


🦷歯石除去キャンペーン🦷


を実施しており、通常価格より30%割引にてご提供しております。


※現在混雑のため、予約が取りづらくなっている状況ですが、いつでもお電話、公式LINEにてお問合せください




また、当院では”麻酔外科外来”として、飼い主様からの麻酔相談をお受けしております。


❓そもそも麻酔処置が必要な状況かどうか

❓麻酔が怖い、抵抗がある

❓基礎疾患があって、昔、動物病院で麻酔はかけられないと言われた


など、麻酔に関するお悩みを解消すべく、セカンドオピニオンとしても診察を行っております。



麻酔をかける際に大切なことは


リスクを軽減するための工夫


であり、基礎疾患や病態によってその工夫も変わります。



麻酔時に起こる生体反応に、どのように対応していくか



を理解することが大切です。



  • 麻酔薬はどんな薬なのか

  • どのような副作用があるのか

  • 術後はどのようなことが起こりうるのか


についてもお話ししていきます。

特に術後に関しては、基礎疾患により経過が変わるため注意が必要です。




麻酔をかける提案がある疾患について、特に多い病態としては


  • 腫瘍の摘出

  • 抜歯

  • 膝蓋骨脱臼の整復

  • 短頭種気道症候群に対する呼吸器外科

  • 避妊、去勢


などがありますが、これら病態によっても、注意すべきポイントが異なります。




このように、基礎疾患、病態はペットさんそれぞれです。


本当に麻酔処置が必要なのかどうか、その子にとって何がベストなのかを第一に、飼い主様と共にペットさんのことを考えていきたいという思いから、立ち上げた麻酔外科外来です。



ご興味がある方はいつでも、当院にお問い合わせください。




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